大企業病の症状

先日,ある方とお話をしたときのことです。

職場の同僚の経歴,家族構成,住所・最寄り駅まで,妙に詳しい…。

思い返せば,たまに参加させていただく飲み会などで耳に入ってくる話にも,妙に詳しい経歴情報が含まれていたことがあったような気がします。私はお会いしたこともない方なのに,その人の人生がわかってしまうくらい詳しい内容のものです。

このように,多くの職員が,上司や同僚の経歴などについて熟知している状況は,組織の構成員の関心が内向きで村社会になっている可能性があります。図書館は企業ではありませんが,いわゆる大企業病の症状の一部が出ているということです。

きっと,大企業病の症状が出ている図書館で働いている熱心な図書館員の方は,どことなくどんよりした空気の中で,働きにくい環境にあることと思います。

一方,大企業病ではない組織では,組織の構成員の関心は外向きで「利用者のニーズや利用者へのサービス」が話題の中心になります。従って,自然と図書館員の方は利用者について詳しくなっているはずです。組織の空気も体育会のようにシャキッとしています。

みなさんが所属している組織はいかがでしょうか。

「両方について詳しい場合は?」と質問を受けることがあるのですが,組織の構成員の大部分が利用者のニーズについて詳しかったり,普段の会話から利用者へのサービスが議題になるような場合は,大丈夫なのではないでしょうか?!