図書館経営ではなぜ「入口」論争が繰り返されるのか。

前回の記事からだいぶ時間が経っています。書くテーマがないわけでもなく、非公開で自分向けのメモは書き続けているのですが、今は博士論文に集中すべき時ということで記事を公開できるレベルに引き上げる努力を怠っております。ありがたいことに再開して欲しいという声もちらほらといただきましたが、もうしばらくお待ち頂けますと幸いです。

その代わりにというわけではないですが、『情報の科学と技術』に記事を書く機会をいただきましたので、そのご案内です。

図書館経営では、アウトソーシングに伴う「図書館のコア業務(おこなうべき業務)」や「強み・弱み」などについて、長期間にわたって「入口」論争が繰り返され、行き詰まりをみせています。この理由は、これまでに、①研究成果に基づいた図書館の経営戦略論が示されていないこと(研究領域)と②現場でもデータなどに基づいた論理的な経営戦略が示されてこなかったこと(実務領域)が理由であると考えられます。つまり、経営戦略についてしっかりと考え、論理的に積み上げてこなかったことがその理由です。そして、先に挙げた①と②のいずれを検討するにしても、経営戦略の基礎的な知識が必要です。

今回の記事では、経営戦略論の概要を説明しましたので、図書館経営に関係している方々に、お読み頂ければと思っています。

図書館員と研究者が共に学び、協力して、図書館経営を先に進めなければなりません。

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